2026年度スローガン

Be a Game Changer
~挑戦と行動で未来を切り拓く~

理事長所信

理事長 中村紘之
理事長 中村 紘之

【 はじめに 】

 子どもの頃から、生まれ育ったこの地域を心から大切に思い、愛着を感じて育ちました。特に幼少期の私はこの地を離れずに一生を過ごすのだろうと考えていたと思います。そんな私に転機が訪れたのは大学受験でのとある方との出会いです。「日本のスタンダードは東京だから東京に行け」私は県内の大学を志望していたのですが、その言葉が脳裏に焼き付いて離れず、半信半疑ながらもその言葉に心を動かされ、関東の大学へ進学を決意しました。この決断が私の人生の中での大きな分岐点であり、大きな一歩だったと今振り返ってそう確信しています。背中を押されたように踏み出したその一歩は、私に多くの経験と衝撃を与え、世の中には多くの人がいて、たくさんのコミュニティがあり、多様な考え方があると、今の私自身の価値観の形成に大きく影響を与えました。生まれ育った地元を離れることで多くの出会い、経験、学びを得ましたが、その中でも、前述の一連の歩みを通して、私の根本に強く根付いた考え方が2つあります。ひとつは些細な一言や行動が、他者にとって大きな影響を与える可能性があること。もうひとつは未知への重い第一歩が、自分自身にとって代えられない経験になるときがあること。己の行動や挑戦で、自分自身の未来が変わると同時に、他者を変える可能性があり、そしてそれは時に地域や環境へ影響を与える可能性も秘めていると考えます。
 現代社会では、変わらない日常を過ごしていると思っていても、仕組み、ルール、テクノロジー、世界情勢など私たちが置かれている環境は目まぐるしく変化していきます。当たり前と思われていたことが急に覆るかもしれませんし、いままでの経験則が通用しないかもしれません。そんな目まぐるしく変化する時代でも、私たちは明るい豊かな社会を創ることを目指します。そのためにはその時代に沿った変化に対応し、地域が何を必要としているのかを的確に見極め活動を続けなければなりません。そしてその行動から生まれる無限の可能性に向かって私たちは挑戦し、一歩を踏み出します。

When I was a child, I cherished and felt a deep attachment to the region where I was born and raised. I grew up truly loving this place, and I believe that, especially in my younger years, I thought I would spend my entire life here without ever leaving.

A turning point came for me during my university entrance exams, when I met someone who said something that left a lasting impression: “Tokyo is the standard in Japan—so go to Tokyo.” At the time, I was planning to apply to a university within my home prefecture. However, those words were burned into my mind and wouldn’t go away. Though I was half in doubt, I was deeply moved by them and decided to attend a university in the Kanto region. Looking back now, I am convinced that this was a major crossroads in my life—a significant step forward.

That first step, as if I had been gently pushed forward, brought me countless experiences and moments of realization. It made me aware that the world is full of diverse people, communities, and perspectives, and it had a profound influence on the values I hold today. Leaving the place where I was born and raised allowed me to encounter, experience, and learn many things. Among them, through the series of events I just described, two ideas have taken deep root within me.

The first is that even a single word or small action can have a major impact on someone else. The second is that taking the first, often heavy step into the unknown can sometimes lead to experiences that become irreplaceable in one’s life. I believe that through our own actions and challenges, we can not only change our own future but also influence others—and at times, even affect our communities and the environments around us.

In modern society, even when our daily lives seem unchanged, the systems, rules, technologies, and global circumstances surrounding us are rapidly evolving. What we once took for granted may suddenly be overturned, and past experiences may no longer apply. Yet, even in such a rapidly changing era, we must aim to build a brighter and more prosperous society. To do so, we must adapt to the shifts of the times, accurately identify what our communities truly need, and continue to take action. Through these actions, we step forward—toward the infinite possibilities that our own challenges and efforts may bring.

【 地域の新たな可能性の起因を目指し 】

 私たちの活動するエリアである、村上市岩船郡では様々な課題が山積しています。その中でも大きな問題として人口減少があり、村上市岩船郡では、ここ数年で消滅可能性都市に該当したり、分娩施設が無くなったり、人口にまつわる話題は暗いものばかりです。人口減少の傾向は統計でも明確に示されており、これを一挙に覆す特効薬のような解決策は存在しないのが現実です。しかし、視点を変えることで、可能性は見えてきます。
 例えば、実際にこの地に居住する定住人口ではなく、この地域と継続的にかかわりを持つ関係人口を増やすことで地域の未来に新たな選択肢が生まれるのではないでしょうか。そのために、この地域の知名度が高まり、数多くの魅力について広く認知される情報発信が必要とされます。県内だけでなく、国内、そして海外へ幅広く発信を行うことで、関係人口を増加させ、その先の新しい出会いや相乗効果の可能性の種は地域を持続可能な社会の形成へ近づけます。

【 ASPAC新潟大会の開催にあたり 】

 2026年 国際会議であるJCI ASPAC(Asia Pacific Area Conference)が一般社団法人新潟青年会議所主管の元、新潟の地にて開催されます。ASPACは国際会議のうちのエリア会議であり、日本国内、アジア各国、世界から多くの来県が見込まれます。私たち一般社団法人いわふね青年会議所も県内LOMとして、一般社団法人新潟青年会議所、公益社団法人日本青年会議所北陸信越地区新潟ブロック協議会、また県内各地青年会議所と協力しながら、おもてなしができるよう最大限尽力させていただきます。また、この機会は私たちの地域の魅力をダイレクトにアピールすることができるチャンスとなります。県内各地に多くの魅力がありますが、その中で唯一無二の私たちの地域の魅力を発信することは実際に村上市岩船郡への来訪に繋がります。さらには来訪だけに止まらず、口コミやSNS等で魅力が広域的に発信されるチャンスがそこに眠っていると考えます。ASPAC新潟大会を1つのきっかけに人から人へ連鎖的に繋がるような地域の魅力発信活動を行います。

【 60周年に向けて 】

 2027年に私たちいわふね青年会議所は創立60周年を迎えます。来年度に60周年を迎えるにあたり、中期ビジョンの見直しを図ります。2017年に初めて策定をした中期ビジョンである、いわふねJC Visionは私たちの活動指針となってきました。2022年には時代の変化に対応し、一部を変更して現在に至っています。最初の策定から10年経過し、これから、真に必要とされる活動をするために、内部・外部環境の変化に的確に対応する必要があります。そのために過去を振り返り、何を成し遂げられたか、何が課題として残ったか、そしてこれからどのような視点、行動が必要になるのか検討しなければなりません。60周年という大きな節目を機に、これからの5年、10年を見据えた上で環境の変化を展望しながら地域にとって必要とされる運動、より効果的に貢献するための活動を行うために、メンバー一同で振り返り、考え、次なる時代に向けた、新たなる中期的ビジョンを策定します。また、それと同時に60周年式典のテーマや方向性などを協議し、いわふね青年会議所を支えてくれたみなさまへ、感謝を伝え最高のおもてなしができるよう準備を進めます。

【 共に歩む仲間を求め、成長に向かって 】

 2026年度いわふね青年会議所は正会員数が14名での活動が始まります。その約半分は入会3年未満のメンバーです。より強い組織になるために、地域へより良い影響を与えられるようにするために、多様な仲間が必要不可欠です。多種多様な人が集まることで一つの事柄に対しても多角的な視点から物事を考察ができるようになります。その結果として事業の質を上げるだけでなく、メンバー個々の成長にも繋がります。そして地域のことを考える次世代のリーダーが増えることは地域にさらなる貢献をもたらすと考えています。戦略的に計画的により私たちの活動や想いが伝わり共感してもらえるように拡大活動を行い、明るい未来を切り拓く同志を集め共に歩んでいきます。

【 共に手を取り合い明るい地域の実現に向けて 】

 創立から今日に至るまでに、諸先輩方から思いを繋ぎ様々な形で事業を行い地域に貢献する活動を行ってきました。その歴史の中で幸いにも数多くの団体と協力し手を取り合ってきました。各団体に所属するメンバー、年齢、性別、出身地等は異なりますが、地域を良くしたいという想いは共通項であると認識しています。引き続き既存のパートナーとは連携、協力を強化すると同時に、新たな協力関係を築き、我々単体だけでは対応出来ない問題を解決の方向に向けられるように、未知数の相乗効果で地域を盛り上げていきます。

【 結びに 】

 私は大学進学と同時にこの地を約10年離れ2020年に戻ってきました。子どもの頃に抱いていた故郷に対する愛郷心は色褪せず変わりません。しかし、この地域に愛着があるが故に、このまちの存続や未来に対し危機感を覚えるようになりました。年齢を重ね、様々な経験を経て、色々な角度から物事を考えることができるようになり、行動を起こせるようになりました。あらゆる地域の課題の全てに対応することは難しいかもしれませんが、私たちがきっかけを生み出し、チャレンジすることで未来への扉は開かれると私は信じています。
 今年度は「Be a Game Changer ~挑戦と行動で未来を切り拓く~」とスローガンを掲げさせていただきました。Game Changerという用語はスポーツで途中出場して試合の流れを一変させる選手のことを指しており、現代では、「状況を一転させる存在、行動、出来事」のような意味合いで使用されることが多い用語です。この地域の未来が長期的な目線でより明るい方向に転じることを目指し、行動と挑戦を重ねていきます。そして、次世代へ誇れる地域を築くために、未来を切り拓く活動をメンバーと共に進めていきます。

ふるさと♡推し活委員会

委員長 建部拓巳
委員長 建部 拓巳

<基本方針>

 私たちいわふね青年会議所が活動する村上市・岩船郡は魅力溢れる地域です。日本海、山間地域など多彩な自然環境に恵まれ、歴史・祭り・食文化などの地域資源を有しています。これらは四季を通じて多様な表情を見せる地域の誇りであり、次代へ受け継ぐべき大切な財産です。
 近年、世界的に観光需要が急回復し、観光客数は全国的にコロナ禍前の水準まで戻りつつあります。特に外国人観光客の増加は顕著であり、観光は日本経済の成長分野として注目されています。しかし、村上市・岩船郡では依然として観光需要の回復が十分とは言えず、地域外への情報発信力の弱さや受入体制の未整備といった課題が残されています。また、観光スタイルが「消費型」から「体験型」「共感・参加型」へと変化する中で、新たなニーズへの対応も求められています。
 いわふね青年会議所は、これまで地域の持つ魅力を発見・発信する活動に取り組んでまいりました。雄大な自然、文化、歴史、そしてこの地で生き、支え合いながら暮らす人々の温かさ、村上市・岩船郡には胸を張って語れる魅力が数多く存在します。しかし、その価値が十分に伝わっていない現状も改めて実感しています。
 だからこそ私たちは、体験機会の創出や情報発信の工夫、行政や関係団体との連携などの選択肢の中から、「できることから一歩ずつ」取り組みを進めていきます。さらに、他地域の成功事例からも学び、地域資源の磨き上げや体験価値の向上、多言語対応や受入体制の整備など、様々な取り組みを視野に入れて次のステージを見据えた挑戦にも積極的に取り組んでいきます。
 住む人が誇りを持ち、訪れた人が「また来たい」「誰かに伝えたい」と感じる地域へ。地域の魅力を知る人がひとり増えるたびに、地域の未来の選択肢は広がっていきます。当委員会は、この地域を愛し、支えている皆さんと共に力を合わせ、魅力がさらに広く伝わり次代へ受け継がれていく、明るい地域の未来を切り拓くべく取り組んでいきます。

組織力向上委員会

委員長 横井斎
委員長 横井 斎

〈基本方針〉

 1967年、私たちの活動エリアであるここ村上市・岩船郡に、いわふね青年会議所の前身である村上青年会議所が誕生し、誕生から今年で59年の月日が経ち、創立60周年が目前となっております。故郷の発展を想う青年たちが集い活動を繰り広げ、地域の活性化や次世代のリーダー育成と、様々な場面でこの地域に貢献し影響を与えてきたことと思いますが、これから先も影響力のある団体であるために、より強い組織づくりを行う必要があります。
 組織に必要なものとは何かと問われると、様々な答えがあると思いますが、私たちが行う地域の発展を目指した活動の成功には、より多くの様々な意見が必要です。活動の中で意見を交わすことで、人が人を成長させその人たちが会を成長させていく、といった好循環が生まれると考えます。人と会が成長しよりよい社会へつなげていくためにも、多くの仲間を引き入れる必要があります。活動を通して、積極的に声掛けを行い、時には集い、様々な手法で私たちの活動に共感を求め、多くの人をこれからの同志として迎え入れていきます。
 また、いわふね青年会議所は来年度に創立60周年を迎えようとしております。2017年の創立50周年の時には、いわふね青年会議所の明確な未来像を示した中期VisionであるいわふねJC Visionを掲げ、2022年の55周年時には再検証を行いました。60周年という節目の時を迎えるにあたり、中期ビジョンであるいわふねJC Visionについて再検証し、新しいいわふねJC Visionを策定します。時代の変化と共に地域の情勢は変わっていきます。中期ビジョンを掲げた当初、5年後、10年後、それぞれで見える景色は変わってきます。そんな変化を見極めながら今後私たちが目指すべき方向性を考えていきます。周年とは節目であり新たなスタートであると考えます。いわふね青年会議所の新たなスタートが円滑に進めることができるように、より良いものであるように動いていきます。
 私たちは地域に目を向け活動を行っておりますが、この一年を通して地域に目を向けつつ自分たちにも目を向け、自分たちの強みや足りないものを見つけ、今後の組織の基盤づくりに活かしていければと思います。常に挑戦の心を忘れず、迅速な行動を心掛け、一年後にはいわふね青年会議所の良い変化が目に見えることを目指して参ります。

広報・事務局

事務局長 武藤一輝
事務局長 武藤 一輝

<基本方針>

 現在、一般社団法人いわふね青年会議所(以下いわふねJC)の正会員数は14名です。少数ではありますが、多種多様な人が集まり、様々な視点から物事を考え、実行に移せる少数でも精鋭であることが私たちの強みです。その強みを最大限生かしていくため、広報・事務局では会の運営を円滑にするべく様々な取り組みを着実に行っていきます。
 メンバー全員が活動しやすい環境にすることで、組織の発展、地域に寄り添った活動に繋がります。育LOMとしての取組を進めるとともに、ベビーファーストを推進したJCとしての取組を模索します。案内や資料の事前配信やリモート環境の整備、当日の会場設営やタイムスケジュール管理など、これまで以上に作業の効率化に努めていきます。また、内部報の発行を通じて、活動内容や新入会員の紹介など、組織内での情報共有の充実にも努めていきます。私たちは年間を通して多岐に渡り活動しているため、メンバー全員がその全てにリアルタイムで参加できないこともあります。活動内容を具体的に共有することで、全メンバーが足並みを揃えて、組織を前に進めることができます。また、JCの3信条の筆頭である修練を実現すべく、メンバーの成長につながる学びの場の設営も模索していきます。
 広報面では、広報誌あらうみの発行やホームページ、各種SNSでの発信を通じて私たちの活動を周知していきます。また、行政や他団体との交流等も通じて関係強化を図り、私たちの活動への理解を広げるとともに、各団体の意見も適宜取り入れながら、地域規模での活動の輪を広げていきます。他団体協力や地域貢献活動の一環として「いわふねJCの日」も引き続き行います。「いわふねJCの日」では、地域の方々に私たちの団体を身近に感じていただけるような、また地域のためになる活動を実施します。
 最後になりますが、本年度のスローガンである「Be a Game Changer ~挑戦と行動で未来を切り拓く~」のもとに、メンバーひとりひとりが様々なことに挑戦し、各々の成長、いわふねJCの発展に繋がるように、広報・事務局として誠心誠意サポートしていきます。

一般社団法人いわふね青年会議所

一般社団法人いわふね青年会議所

〒958-0841 新潟県村上市小町4-10

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